近所にあるおしゃれでもなんでもない普通のチェーンのコーヒーショップ。
娘の1ヶ月検診が終わって外出許可が出た1月。
泣いてばかりの新生児と2人っきりの孤独育児に疲れ果てていた私はしょっちゅうこのお店に通っていました。
生まれたばかりの赤ちゃんをインフルエンザの流行している真冬、電車にのせる勇気がなくて。
でも二人っきり部屋に1日中閉じこもっているのが辛くて。
歩いていける距離のそのお店にコーヒーを飲みに行くことを楽しみにしていました。
最初の頃は抱っこ紐に入れて、寝たタイミングを見計らってお店に。
「起きたらどうしよう、泣いたらどうしよう。赤ちゃん連れ嫌がられないかなぁ」っていつもびくびくしながら。
でも、そのお店では必ず誰かが声をかけてくださった。
「かわいいねー」「何ヶ月?」「お母さんも息抜き大切よね」と、
特におばあちゃま世代の方にたくさん言ってもらえた。
それだけで私はほんとにほんとに嬉しくて、救われていました。
月齢があがって、電車にも慣れて、そのお店に行く頻度も少なくなってきたんだけど
今日久しぶりに娘と二人でお店に行ったら、やっぱり隣に座ったマダムが娘に笑いかけてくれて、ふと低月齢の頃の気持ちを思い出したので書いてみました。
Twitterとかでは子連れ外出で意地悪された話ばかりよく見るけれど、優しい人もたくさんいる。
私も娘が大きくなってからも絶対忘れないで、赤ちゃん連れのママに優しくできたらいいなあ。
ちなみに8ヶ月に成長した娘は急に泣き出す心配がなくなった代わりに、器用な手で私のコーヒーを奪い取りにくるようになったのでこれはこれでややこしいです。笑